お尻の黒ずみの原因とは?
摩擦による色素沈着
お尻の皮膚は下着の締め付けや、長時間のデスクワークなどで負担がかかっています。いつも同じ所が摩擦や圧迫を受けていると、肌は自分を守るためにメラニン色素を生成するのです。このような黒ずみの原因は「摩擦黒皮症」といわれ、お尻の骨が出っ張っている部分や、下着がいつも擦れる足の付け根の黒ずみによく見られます。
黒ずみが定着してしまうと肌の奥にメラニン色素が入り込んで、色が消えるまでに数ヶ月~数年かかることもあるので、早めのケアが大切です。
肌の乾燥
お尻が黒ずんでいるだけでなく、肌がゴワゴワとしている場合は、乾燥が原因かもしれません。乾燥している肌は刺激に弱く、防御反応で角質が厚くなります。固くなった角質はくすみやすく、それが徐々に黒ずみになっていきます。
また、肌が乾燥しているとかゆみが出てかいてしまうことで、肌に刺激が加わるため黒ずみがひどくなる場合もあります。
ホルモンバランスの乱れ
意外にも、ホルモンバランスと黒ずみは関係しているのです。ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があります。生活習慣の乱れなどからバランスが乱れ、黄体ホルモンの分泌が増えることによってメラニン色素が活発になります。妊娠中にシミや黒ずみが目立つようになるのも、これらが原因です。
女性は生理などでホルモンバランスが不安定になるため、ちょっとした刺激でも黒ずみになりやすいといわれています。
かぶれや炎症
にきびが治ったあとも色素が残ってしまうことがあるように、皮膚が炎症するとその部分に色素沈着しやすくなります。お尻は汗で蒸れることや、皮脂が多いことから炎症やかぶれが出やすい部位です。また、お尻にニキビがある場合も、綺麗に治らずに跡が残ってしまうと黒ずみの原因になります。
黒ずみ解消のおすすめケア
摩擦を避ける
一番の解消法は摩擦を避けることです。肌を締め付ける下着や、きついジーンズなどは避けて、柔らかい素材で肌に負担のないものを選びましょう。
また、デスクワークの人は定期的に立ち上がったり、お尻の圧迫を和らげたりするために厚めのクッションを敷くのも効果的でしょう。特に痩せている人はお尻の脂肪が少なく、イスに骨があたりやすいです。値段は張りますが低反発のクッションを使ったり、可能ならイス自体をお尻が程よく沈むものに変えたりすることも検討してみて下さい。
優しく角質をとる
いくら黒ずみが気になるからといって、お尻をゴシゴシ強く洗うのは逆効果です。お風呂で身体を温めて角質をふやかしてから、ボディ用のスクラブや、リネンなどの柔らかいタオルを使って、優しくマッサージをしながら角質をとりましょう。定期的に市販のピーリングジェルなどを使うのもいいでしょう。
角質ケアはすぐに効果が出て肌もツルツルになりますが、やり過ぎは厳禁です。週に1回程度でとどめておきましょう。
保湿は毎日しっかりと
角質をケアした後はもちろん、毎日お風呂あがりの乾燥しやすいタイミングでしっかり保湿をしましょう。ボディ用のローションやジェルがベタつかず人気ですが、乾燥が気になる肌には油分を補うことが大切です。
おすすめは保湿成分のセラミドが配合されたクリーム。肌の角質層に浸透して、バリア機能を高めてくれます。黒ずみの解消はもちろんのこと、肌もスベスベになって女性らしい綺麗なお尻になれます。
寝不足やストレスを改善する
ホルモンバランスの乱れが黒ずみや色素沈着の原因になることはすでに説明しましたが、女性のホルモンバランスが乱れる原因は生理や妊娠だけではありません。寝不足などの生活習慣の乱れや、ストレスなどで生理が止まってしまう人もいるように、心身の健康がホルモンには深く関わっています。
さらに、不健康な生活を送っていると肌のターンオーバーが乱れて、せっかくのケアも効果が出なくなってしまいます。肌トラブルの改善は健康な生活ありきだと心得ておきましょう。