産後のお腹の黒ずみは治るの?原因と正しいケア方法を紹介!

産後のお腹の黒ずみは治るの?原因と正しいケア方法を紹介!

産後のお腹の黒ずみの原因とは?

女性ホルモンによる色素沈着

妊娠中は、メラニン色素を増やす働きがあるプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)が急激に増えます。そのため、お腹だけでなく、ワキや乳首が黒ずみ、シミやそばかすができやすくなります。メラニン色素は肌への刺激や摩擦で活発になるため、妊娠中はちょっとした服のこすれや締め付けで肌が黒ずんでしまうことがあるのです。

そしてホルモンバランスの影響で肌がいつも以上にデリケートな状態になり、妊娠中はやたらと肌が乾燥し、痒くなることがあります。肌を掻くことで刺激になり、お腹や腕・足など身体のあちこちに黒ずみがでることもあるので、妊娠中は肌への刺激や紫外線など、メラニン色素を活発にさせるものには注意が必要です。

余った皮膚の収縮

妊娠中に伸びたお腹の皮膚が出産後急激に収縮すると、シワシワになった皮膚がギュッと集まり、色が濃く見えることがあります。肥満体型の人が急激なダイエットで皮膚が余ると、あちこちの皮膚が黒ずんで見えるのと同じ現象です。

また、余った皮膚は身体にとって「老廃物」だと認識され、かさぶたのようにゴワゴワになり、黒っぽくなることもあります。時間とともに解決することもありますが、肌ケアで改善を助けるといいでしょう。

正中線が現れる

お腹の真ん中に、縦方向にできる線を「正中線」といいます。正中線は、本来は男女関係無く誰にでもあるものですが、妊娠中にメラニン色素が活発になることにより、茶色く色がついて皮膚に現れてきます。この線の色が濃い場合は、黒ずみのよう見えることもあります。

よく妊娠線と間違われやすいですが、皮膚が引っぱられてできる妊娠線は白っぽくスジのようになることが特徴で、メラニン色素が原因の正中線とはケアの方法が違うことを覚えておいて下さい。

たまった汚れ

妊娠中はお腹をこするのが怖くて、お風呂に入ってもお腹は洗わない人もいるようです。垢がたまって汚れているのが、出産後皮膚が縮んで集まることで目立つようになり、黒ずみのように見えることもあります。

産後のお腹の黒ずみのケア方法

まずは様子を見る

ほとんどの場合、出産後の黒ずみは1〜2ヶ月で徐々に改善していきます。ホルモンバランスが安定すれば、しだいにメラニン色素も減少するので、お腹だけでなくワキや乳首なども色が薄くなっていくでしょう。

また、伸びた皮膚も出産後の肌が健康であれば、引き締まっていきます。元通りとまではいきませんが、気にならない程度まで回復することが多いので、心配しすぎずに経過を見ることが大切です。

肌のターンオーバーを促す

黒ずみの改善を早くしたいのなら、肌のターンオーバーを促すケアをしましょう。健康な肌はターンオーバーが働いていれば古い角質が自然と剥がれ落ちて、きれいな新しい皮膚が出てきます。

メラニン色素も、皮膚の奥深くまで入り込む前に、肌が生まれ変わって排出されてしまえばシミや黒ずみが定着する前に薄くすることが出来ます。では、ターンオーバーを促すためにはどんなことに気をつけるといいのでしょうか?

  • しっかり睡眠をとる
  • ストレスをためない
  • バランスの取れた食生活
  • 適度な運動をする

出産後は規則正しい生活をするのは難しいかもしれませんが、睡眠時間がしっかりとれないようなら、せめて眠りの質をあげるよう工夫をしましょう。また、食事や運動といった毎日の生活習慣が大切なので、子どものことで頭がいっぱいになりがちな時期でも、肌の健康を保つためにできる範囲でケアしていきましょう。

ただし、ストレスをためないためにも「気にしすぎない」ことも大切です。出産による身体の変化は、多かれ少なかれ誰にでもあるものだという気持ちでいるくらいでいいでしょう。

保湿する

出産後は肌の状態をとり戻すためにも、お風呂上がりなどに毎日保湿しましょう。妊娠中お腹をしっかり洗えなかった人は優しくタオルで汚れを落とし、その後にクリームで保湿すれば透明感のある肌になります。出産の直後は肌が不安定になっているので、美白成分などが入っているクリームを使う場合は、二の腕の内側などでパッチテストをして刺激を確かめてから使うといいでしょう。

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